脳波検査

何を調べる検査ですか

人間が生きて動いている限り、脳に限らず、心臓にしても筋肉にしても人間の体には何らかの電気活動があります。脳が働いている時の電気活動をとらえたものが脳波です。脳の神経の働きをみる検査です。

どんなことをするのですか

頭にたくさんの電極をつけて、ビリビリと電流を感じるのではとご心配の方が多くいらっしゃいますが、みなさんの脳の電気活動を電極からキャッチしているのであって、こちらから電気刺激を与える検査ではありませんのでご安心ください。

検査の流れは以下のようになります。

目を閉じて脳波検査中の写真 脳波の電極をつけている写真
  1. 頭部に21個、首に2個、手に3個の丸い電極を装着します(写真左)。 その際、脳波をきれいにキャッチできるように、装着部分の皮膚の油や汗を落とすために強くこすります。
  2. ベッドにおやすみいただき、安静に閉眼している状態を30分以上記録していきます(写真右)。 その際、眠っている時の脳の活動としっかりと覚醒している時の脳の活動を記録しますので、眠気が出てきましたらそのままおやすみください(睡眠賦活法)。 検査中は緊張して眠れないこともありますので、その場合は、医師から処方されている薬を飲んで眠っていただく方法もとられます。
  3. 過呼吸賦活法
    同じく安静閉眼状態で、検査士の掛け声にあわせて、100回深呼吸をしていただきます。過呼吸負荷によって、脳波に変化がみられるかをみる検査です。
  4. 光刺激賦活法
    ストロボスコープの閃光を、目を閉じたみなさんの眼前15~30cmのところから点滅させます。

*賦活法とは・・・安静時の記録では不明であるか、軽度にしか出ない異常波を顕著に出現させるための操作をいいます。3,4の検査は医師のオーダーにより、行う場合と行わない場合があります。

検査所要時間は?

通常の脳波検査は、30分の記録のなかで、10分間の睡眠記録をとります。自然に眠れれば1時間くらいで終わりますが、薬を使って眠らなければならない場合は、眠るまでの待ち時間だけ余分にかかります.

どんな注意が必要ですか

  1. 検査前日は頭髪をできるだけきれいに洗ってください。(ポマードや油、リキッド類はつけないでください。微弱な電気活動をキャッチするため、油や垢があると、そのぶん強くこすることになります。)
  2. 検査中、自然に眠りにつくのが望ましいので、前夜は過眠にならないよう、少々寝不足気味にしておいでください。午後の検査の場合は、昼寝もひかえてください。
  3. 予約の時間枠いっぱいかかる検査ですので、予約時間に遅れないようにおいでください。